【観戦メモ】vs 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ[第13節]:完成度の違いを見せつけられての敗戦。現在地を知り一歩ずつ!

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広島ドラゴンフライズとのバイウィーク明けの2連戦を2連勝したキングスは、ホームに名古屋ダイヤモンドドルフィンズを迎える。
西地区優勝を成し遂げるためには負けられない相手だが…

 

広島戦Game2の観戦メモ

【観戦メモ】vs 広島ドラゴンフライズ[第12節Game2]:課題が残るもバイウィーク明け良いスタートを切る!
バイウィーク明けのGame1を勝利した琉球ゴールデンキングス。次節はホームで名古屋ダイヤモンドドルフィンズとの対戦が組まれているだけに、広島とのGame2も勝利して勢いに乗りたい。広島ドラゴンフライズ戦(Game2)を観戦して感じたことや印象に残った場面を中心に、振り返り用の観戦メモとしてまとめました。

 

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試合前メモ

【試合前メモ】vs 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ[第13節]:前半戦の山場・名古屋Dに勝利するために必要なことは!?
バイウィーク明けの広島ドラゴンフライズとの2連戦で2連勝を収めた琉球ゴールデンキングス。今節の相手は西地区2位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ。西地区優勝を成し遂げるためには倒さなければならないチームだ。キングスと名古屋Dのチーム状況、注目選手、キングスが勝利するためのカギは何なのか!?試合前メモとしてまとめました。

 

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試合結果

1Q 2Q 3Q 4Q F
琉球 15 12 23 10 60
名古屋D 22 21 13 17 73
3FG% FBP PITP SCP BP
琉球 23.1% 7 26 13 14
名古屋D 38.5% 15 28 8 21

データ引用元

りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 B1リーグ戦 2025/12/10 琉球 VS 名古屋D | B.LEAGUE(Bリーグ)公式サイト
B.LEAGUEの「試合情報詳細」をご紹介。男子プロバスケットボールリーグ、B.LEAGUE(Bリーグ)。
3FG%:この試合におけるチームの3Pシュート成功率
FBP:ファストブレイクポイント(速攻による得点)
PITP:ペイントエリア内での得点
SCP:セカンドチャンスによる得点(オフェンスリバウンド後の得点)
BP:ベンチから出場した選手による得点

 

観戦メモ

試合を観戦して考えたこと、印象的なシーン、次戦に向けた修正点などを整理。専門的な分析ではなく、あくまで主観に基づくメモです。

キングス

  • キングス!冬のTOV祭り!!
    前半は、プレーしている選手はもちろん、観ているファンもストレスが溜まる内容だっただろう。それもそのはず、前半だけで13個のターンオーバーを犯し、名古屋Dには、ターンオーバーからの得点を14点も取られていた。エントリーで時間がかかり、ハーフコートでは無理なパスコースに通そうとする、同じミスを何度も繰り返し、名古屋Dに流れを作られてしまった。
    ターンオーバー1個に抑えた3Qでは追い上げることに成功したが、名古屋Dがディフェンス強度を一段階上げた4Qでは、ボールマンが”孤立”してシュートを打たせてもらえなかった。(24秒バイオレーション4度)
  • セカンドユニット、ハンドラー脇はベストなのか?
    怪我から戦線復帰して以降、脇はセカンドユニットのハンドラーとして起用されることが増えてきたが、この試合を通して、その起用がベストなのか疑問が湧いた。ガードタイプの外国籍ドットソンの加入により、佐土原が4番起用され、少しでもサイズアップしたい意図はわかるが、脇のハンドリングやプレーメイク力はまだまだ発展途上である。この試合では、前から強いプレッシャーをかけてくる名古屋Dに対して、脇が余裕をもってプレーメイクできているようには見えず、シュートを狙える位置でパスを出してディフレクションされたシーンもあった。
    脇の最大の長所はドライブによる”得点”であるが、現状、ハンドラー起用された脇は長所が消え、チームとしても起点を上手く作れない苦しい内容になっている。
    開幕時のチーム状況と異なり、ヘッドコーチとしては、ユニット編成も悩ましいだろうが、まだ21試合が終わったばかりで、試す時間はあるので、いろんな組み合わせを試して、ベストの起用を見つけてほしい。
  • 負けパターンにハマった
    試合前メモでも言及したが、キングスが今季敗れた試合の多くで共通するのは、1Qでビハインドを背負い、2Qと3Qで頑張って追い上げるも、4Qで力尽きるというパターンで、この試合も、その負けパターンにハマった試合だった。
    16点のビハインドを背負い迎えた3Qでは、点差を6点まで縮めることに成功したが、スタートメンバーを長時間使ったことが要因であり、結果として4Qのプレータイム配分に響いた感も否めない。
    西地区優勝を成し遂げるためにも、この試合は絶対に落とせない試合だったので、スタートメンバーに負担増を覚悟してでも、セカンドユニットに見切りをつけて、4Qの早い時間帯からスタートに戻すという、ヘッドコーチの覚悟、決断も必要だったかもしれない。

 

名古屋D

  • 完成度が高すぎる、敵は怪我
    点差以上に完成度の違いを感じる試合だった。名古屋Dは9人ローテと、Bリーグにしては比較的少ないメンバーでのローテーションだったが、出てくる選手それぞれが、確実に自分の仕事を遂行しており、理想とするバスケが何なのか、チーム全体に浸透しているように感じた。今後も順当に勝ち続けるだろう。
    毎年のように言っていることだが、名古屋D最大の敵は怪我。ここ数年、名古屋Dはメンバーも揃っていて、素晴らしいHCもいるが、怪我に泣かされることが多い。今季はチームとして健康なシーズンを送っているが、最後までその健康を維持できるだろうか。怪我さえなければ、西地区優勝、CS優勝も夢じゃない。
  • 縁の下の力持ちが素晴らしすぎる
    アラン・ウィリアムズとカイル・リチャードソンの2人は名古屋Dの縁の下の力持ちと言えるだろう。2人とも得点は3得点と物足りない数字だが、インサイドで身体を張ることはもちろん、精度の高いスクリーン、アシストなど、チームに必要なことが何なのか、理解してプレーしているように感じた。
    エゴを出さず、チームのためのプレーをしてくれる選手がいるからこそ、齋藤やヘンリー、今村などの個性あふれる選手が、ストレスなく、自由にプレーできるのだろう。
  • 悪い流れを断ち切れる選手が多い
    最終的に13点差と差が開いた試合だったが、決してキングスの良い時間帯がなかったわけでない。キングスに良い流れを作られても、その流れを断ち切れる選手が名古屋Dには多く揃っていた。
    キングスがランを作って、2ポゼッション差に縮まった直後にヘンリーが3Pシュートを射抜いたり、齋藤のバンクミドルジャンパーなど、要所でしっかり流れを断ち切ってきた。
    バスケットボールは流れのスポーツであるが故に、悪い流れを断ち切れる選手が揃っていることが、今季名古屋Dが好調の要因かもしれない。

 

Game Best 5 & MVP

この試合のMVPとBest 5を主観に基づく、独断と偏見で勝手に選出。スタッツ上の数字だけでなく、ルーズボールやディフェンス、流れを呼び寄せるプレーなどスタッツに残らないプレーも評価。

ジャック・クーリー

16点差あった点差が、6点差まで縮まったのは、間違いなくクーリーがインサイドで身体を張り、リバウンドを拾い、シュートをねじ込んでくれたから。
チームトップの17得点、12リバウンドのダブルダブルの活躍で、リバウンドキングとしてのプライドを感じられた試合だった。
カークとの同時起用の時間帯も増え、良い合わせも出てきているが、チームが上昇するためにも、さらなる連携強化に期待したい。

 

アラン・ウィリアムズ

最近はベンチスタートが多かったので、スターター起用されたのは驚いたが、デニスHCの采配がハマっていたように思う。クーリー、カークというキングスの強力インサイド陣と激しい身体のぶつけ合い、味方にスペースを与えるスクリーン、味方の得点を生み出すパス、派手さはないが、名古屋Dのバスケに欠かせない選手だと感じた。
7アシストは齋藤の8アシストに次ぐチーム2番目の数字。

 

今村佳太

おかえりなさい。
「このチームを倒したい」と言った今村に倒されたことは非常に悔しいが、沖縄アリーナでプレーする今村をまた見られたのはすごく嬉しい。
10得点という数字は、沖縄アリーナで何度も大爆発している今村を知っているので、今村にしては少し物足りなさを感じる部分もあるが、キングスにとってダメージが大きいシチュエーションで決めてきたのは流石。

 

齋藤拓実

13得点、8アシスト、2スティールの活躍で、リーグでも屈指のPGだと改めて思わされた試合だった。齋藤がボールを持つと、ディフェンスの視線が嫌でも齋藤に集まって、自分のマークマンのケアが甘くなってしまう。
キングスの良い流れを断ち切る、得点、アシスト、ファウルドローン。特に、ファウルドローンは6個で、どうしたら齋藤を抑えられるのか、最後まで答えが見つからなかった。

 

[MVP]アーロン・ヘンリー

両チーム通じてトップの23得点、3リバウンド、2アシスト、4スティール、2ブロックの大活躍。ヘンリーがコート上にいるだけで、コートが狭く感じられ、ヘンリーがボールを持つと、スコアされるのではないかとドキドキした。
ミドルポスト付近からのフローター気味のシュートや、アーチの高い3Pシュートはキングスファンながら芸術的と感じてしまった。

 

次戦に向けて

西地区優勝を成し遂げるためには、非常に手痛い敗戦となってしまった。
名古屋Dとのゲーム差は4、西地区首位の長崎とは5ゲーム差に広がった。
今季は、同地区でも基本的に2試合しか組まれておらず、自力でこのゲーム差をひっくり返すことは不可能なため、キングスとしては、目の前の一戦に集中し、勝ち星を積み重ね、名古屋Dと長崎が負けることを祈るしかできない。

次戦の相手は、佐賀バルーナーズ。
今季ここまでは負け越しているチームだが、油断の出来る相手ではない。
この敗戦で突きつけられた現在地を受け入れ、謙虚に、挑戦者として、”チーム”で戦うことを大切にしてほしい。

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