長い長いバイウィークも明け、いよいよリーグ戦再開。
再開後初試合は、敵地で広島ドラゴンフライズとの2連戦。
今季の広島は、メイヨの帰化によって可能となった強力な3BIGがハマり、11勝7敗で西地区5位につけており、今後のチャンピオンシップ出場争いにも絡んでくるチームだ。
西地区上位進出のためにも負けられない2連戦。試合前に考えたこと、感じたこと、期待していることを”試合前メモ”としてまとめました。
試合前メモ
クラブ比較
| 琉球 | 広島 | |
| 84.1 | 平均得点 | 87.7 |
| 76.2 | 平均失点 | 81.9 |
| 119.4 | OFFRTG | 118.4 |
| 108.3 | DEFRTG | 110.6 |
| 18.7 | SCP | 14.8 |
| 8.3 | FBP | 15.0 |
| 34.1 | PITP | 40.4 |
データ引用元
成績詳細 | B.LEAGUE(Bリーグ)公式サイトB.LEAGUEの「成績詳細」をご紹介。男子プロバスケットボールリーグ、B.LEAGUE(Bリーグ)。
キングス
- どうしても勝ちたいバイウィーク明けGame1
厳しいスケジュールを戦うキングスにとって、バイウィークは数少ない休養期間であるが、それと同時に試合勘が鈍る期間でもある。過去2シーズンは、11月のバイウィーク明けGame1(23-24アウェイ三河、24-25アウェイ千葉J)をいずれも落としており、バイウィーク明けの再スタートダッシュを気持ちよく切れていないのが現実だ。
今季は10月に苦しい戦いを強いられたことが影響して、西地区上位クラブとはゲーム差が開いているため、簡単に負けられる試合は1試合もない。
11月の良い流れを継続し、上位進出を狙うためにも絶対に勝ちたい試合だ。 - 平良彰吾の復帰、どうなるベンチ登録
11/5の富山グラウジーズ戦で脳震盪と診断され、欠場が続いていた平良彰吾も、バイウィーク明けにはコンディションが整っていることが予想される。平良彰吾のコンディションが万全なことに越したことはないが、それとは別に難しい判断も迫られる。Bリーグでは、1試合のベンチ登録枠は通常12枠だが、キングスには通常12枠を争う選手が14名在籍しているため、2名がベンチから外さなければならない。
外国籍選手にアクシデントがない限り、ウィタカケンタは外れると予想されるが、あと1名が悩ましい。脇の復帰によって、ハンドラーの枚数は揃っているので4名いるPGから外すのが現実的だが、Game1の出来次第でGame2に選手を入れ替えることもあるかもしれない。
Game1前のリリースで平良彰吾は脳震盪の影響で欠場するとの発表があった。 - ガベージタイムはない。最後まで気を抜かずに
今季のBリーグは、対戦カードが同地区でも基本的に2試合で、同地区の対戦では1試合の重要性がこれまでのシーズンよりも増している。特に、今季の広島はチャンピオンシップ出場争いに絡んでくることは確実で、試合前の時点でもわずか1ゲーム差の西地区5位。シーズン終了時点で同率の場合は、直接対決の結果(勝率or得失点)が順位を決める要素になるため、今節は2連勝、最低でも1勝1敗と得失点差+が欲しいところだ。そのため、勝負が決していようとも、ラスト1秒まで得点を狙う姿勢が求められる。
注目選手:デイミアン・ドットソン
12/5に加入が発表されたデイミアン・ドットソン。キングスとしてはドゥレイロン・バーンズ以来のガードポジションの外国籍選手で、これまでキングスの外国籍選手とは違ったスタイルのプレーが期待される。
合流直後で多くのことを期待するのは酷なことではあるが、オフェンスでは、セカンドユニットの中心として、3Pシュートや1on1などでチームを引っ張り、ディフェンスでは、広島のクリストファー・スミスやドウェイン・エバンスなど、オールラウンドなウイングプレーヤーとのマッチアップを期待している。
これまで、外国籍選手はフォワード・センターが多かったキングスが獲得したガードの外国籍選手。桶谷バスケにどのように組み込まれるのかにも注目したい。
広島
- 外国籍+メイヨの得点力
今季の広島は1試合平均87.7得点とリーグで2番目の平均得点を誇っているチームだが、その中心は、ドウェイン・エバンス、コフィ・コーバーン、クリストファー・スミスの外国籍3選手と、今年帰化したメイヨ・ニックである。メイヨが帰化したことで3BIGが可能となり、戦術の幅が広がり、行き詰まっても”個”で打開する力がある。
実際に、この4選手で1試合平均63.8得点を挙げており、得点比率でも72.8%というリーグ1番の数字となっている。 - 伊藤、エバンスの古巣対決
昨季までキングスに在籍していた伊藤達哉と、21-22シーズンまで2シーズン在籍していたドウェイン・エバンスにとっては、今節は古巣対戦でもある。エバンスはキングス在籍年数よりも広島在籍の方が長くなったため、対戦相手として見ることも慣れたが、伊藤とは今節がキングス退団後初対戦。京都や大阪、名古屋D時代の伊藤は、対戦相手としては”嫌なこと”を仕掛けてくる選手で、キングスはだいぶ苦しめられていた印象がある。
古巣キングスに対して、2人がどんなプレーを見せてくれるか楽しみでもある。
注目選手:佐藤涼成
大学4年生の夏に大学バスケからプロのステージに飛び込むことを決めた佐藤涼成。ここまでの18試合を終えて、1試合平均19分のプレータイムを勝ち取り、6.6得点、3.1アシストと素晴らしい成績を残している。プロ入りに際して様々な意見が飛び交ったが、このスタッツをみるとプロ入りした判断は間違ってはいなかったと感じる。
ルーキーらしい思い切りの良い、怖いもの知らずのプレーをキングス相手にも発揮し、どのようなパフォーマンスを残すのか注目したい。
佐藤は白鷗大学でインカレ優勝も経験しており、キングス脇の後輩でもあるため、脇との先輩後輩マッチアップが実現すれば面白い。
キングス勝利へのカギ
- 「75」
広島はここまで11勝7敗と勝ち星が先行しているが、負け試合を紐解くと、7試合中5試合で、得点が「75」を下回っており、得点の伸び悩みが敗戦へとつながっていることがわかる。
キングスとしては、広島の得点を「75」点以下に抑えることを目標に、ゲームをコントロールしたい。具体的には、ペースを上げすぎず、ディフェンスリバウンドを確実に獲りきり、広島のセカンドチャンスポイント、ペイントエリア内の得点を最小限に抑えることだ。 - 日本人選手を乗せない
先述したように、広島の外国籍選手+メイヨの4選手は、1試合平均63.8得点を挙げる強力な選手たちであり、この4選手を完全に封じ込めることは難しい。そのため、4選手に63.8点を取られても、広島の得点を「75」に抑えるためには、広島の日本人選手にスコアされない、乗らせないことが重要である。特に、注目選手に挙げた佐藤涼成や三谷桂司朗など若手が得点するとチームは勢いに乗るため、彼らに自由を与えないことが求められる。
以上、試合前メモでした。
観戦メモ




