【観戦メモ】vs 越谷アルファーズ[第7節Game2]:全員得点&失点を「59」に抑えて、敵地で連勝!

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連勝で11月スタートダッシュを決めたい。

クロスゲームとなったGame1を勝利し、シーズン成績を6勝5敗とした琉球ゴールデンキングス。前節までに開いた西地区上位陣とのゲーム差を縮めるためにも、1勝1敗ではなく、2連勝したい今節。
Game1でやられた越谷の外国籍の得点を封じ込め、2連勝、11月スタートダッシュを決めたいところだが…

越谷戦Game1の観戦メモ

【観戦メモ】vs 越谷アルファーズ[第7節Game1]:苦しい時間帯が続くも、我慢してクロスゲームを勝ち切る!
10月最後のシーホース三河戦で逆転負けを喫した琉球ゴールデンキングスは、敵地で越谷アルファーズと対戦。アルマが電撃退団による緊急補強したアンドリュー・ランダルの活躍は!?越谷アルファーズ戦を観戦して、感じたことや、印象に残ったこと、あんなことや、こんなことを、振り返り用の観戦メモとしてまとめました。

 

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試合前メモ

試合前に考えていたこと、注目していたポイント、チームや選手への期待をまとめました。専門的な展望ではなく、一バスケファンとしての率直な思いや視点を綴っています。

  • スターターの変更あるか?
    前節の三河戦、越谷戦Game1では、スターターの出場時間帯にオフェンスが停滞し、リズムが生まれない時間が続いている。Game1をスターターとして出場した5選手の+/-は4名が-、最高でも±0となっている。また、スターターで出場し、前半で-12を記録した小野寺祥太は、後半のプレータイムが0であり、後半のスタートは3BIGが起用されていた。
    これまでチームを支えてきたスターターの5選手だが、リズムをつかむためにも起用法に変化があるのか注目したい。
  • 岸本の復調
    三河戦では6得点、出場時間の+/-は-15、越谷とのGame1では、7得点、+/-が-5であり、この2試合リズムをつかめていない岸本。
    現状のキングスにとって、岸本の復調はこれからチームが上向くためにも必要なことだ。リズムを取り戻すためにも、EASLのメラルコ戦であったように、崎濱を1番ポジションで、岸本を2番ポジションでスコアに専念させる選択肢があっても良いのではないだろうか。

 

試合結果

琉球 Q 越谷
21 1Q 20
15 2Q 8
19 3Q 14
22 4Q 17
77 FINAL 59
3FG% FBP PITP SCP TOV
26.9% 17 28 16 15

データ引用元

りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 B1リーグ戦 2025/11/02 越谷 VS 琉球 | B.LEAGUE(Bリーグ)公式サイト
B.LEAGUEの「試合情報詳細」をご紹介。男子プロバスケットボールリーグ、B.LEAGUE(Bリーグ)。

 

観戦ひと口メモ

試合を観ながら感じたこと、印象に残ったプレーを“ひと口メモ”としてまとめました。専門的な分析ではなく、一人のバスケファン、キングスファンとしての素直な感想や気づきを綴っています。

 

越谷

  • 日本人選手の活躍が浮上のカギか!?
    今季の越谷は、キングスとのGame2を終えた時点で4勝8敗と負けが先行している。エースガード松山の怪我やHCが復帰したこともあり、まだまだこれからのチームだと思われるが、ここまでの特徴として、リーグ最下位の平均得点と得点が外国籍選手(ドゥムブヤやクレモンズ)に集中していることがある。
    キングスとの2日間でも、日本人最多得点は8得点(喜多川修平/Game2)であり、外国籍選手だけでなく、日本人選手が得点に絡んでいくことが、今後浮上するためのカギとなるだろう。
  • プレミア入りできない代償
    現行のBリーグは今季限りで終了し、来季からはB.PREMIERがスタートする。越谷は、残念ながらB.PREMIERカテゴリーには参入できず、B.ONEへの参戦となるが、トップリーグに参戦できないということは、選手流出が避けられないだろう。実際、今年の夏にも、越谷と同じくB.PREMIERに参戦できないFE名古屋からは、多くの選手(佐土原遼含め)が退団しており、おそらく、来夏には越谷でも同じことが起こると予想される。
    特に、松山や池田、ドゥムブヤなどは、多くのB.PREMIER参戦クラブが獲得を狙っているだろう。

 

キングス

  • スターターの変更はなし
    Game1で小野寺のパフォーマンスがあまり良くなかったことや、3Q入りで3BIGを起用していたことから、スターター変更の可能性はあると考えていたが、Game2も岸本、小野寺、松脇、ロー、クーリーの5人だった。
    また、ここ数試合、体調不良とコンディション調整でベンチ登録外だった小針がベンチ入りし、試合出場、復帰初得点も記録した。
  • 不調の岸本
    三河戦、越谷とのGame1でも、岸本の出ている時間帯はオフェンスが停滞することが多く、リズムを作れていなかった岸本だが、Game2でもシュートタッチの部分で苦しんだ。放った7本のシュート(3P0/3、2P0/4)はすべてリングに嫌われ、今季90%を超える確率で決めていたフリースローも2本落とした。
    試合中には顔面に肘が何度か入り、その影響もあったかと思われるが、この1週間の調子を引きずらず、次節の富山戦では、”いつも通り”の岸本が帰ってくることに期待したい。
  • 連勝が何よりの薬
    今季は思うように勝ち切ることができず、スタートダッシュに失敗したが、この連勝で、シーズン成績7勝5敗と勝ち星を先行させることに成功した。
    脇の怪我やアルマの退団など、想定外の事態が続き、チーム状況も苦しい中で、内容はどうであれ連勝できたことは、チームに浮上のムードを作るうえでも大きい。

 

Best5&MVP

この試合のMVPとBest 5を主観に基づく、独断と偏見で勝手に選出。スタッツ上の数字だけでなく、ルーズボールやディフェンス、流れを呼び寄せるプレーなどスタッツに残らないプレーも評価。

セクー・ドゥムブヤ

ビッグウイングのドゥムブヤを守れるタイプの選手が、現状のキングスにいないこともあるが、Game1の28得点に続き、Game2でも23得点を記録。
若干、笛に恵まれなかった面もあるが、その中でもフラストレーションを爆発させるのではなく、切り替えてプレーに臨んだ姿勢は素晴らしいと思う。(精神的に成熟しているのかも?)
24歳と若く、いっそうの成長が見込まれる選手であり、今後の活躍、来夏の去就にも注目しておきたい。

 

ヴィック・ロー

1Qの序盤に2ファウルを犯したこともあり、プレータイムは25分台とGame1よりも短時間で収まった。
16得点(FG6/8)と高精度のシュートだけでなく、6アシスト、6リバウンド、3スティールと攻守に渡って、勝利に貢献した。

 

佐土原遼

Game1では4得点と得点面では大人しかったが、Game2では9得点、4リバウンド、1スティールを記録。特に、越谷がゾーンディフェンスを敷いた一発目のオフェンスで、コーナー3Pシュートを沈めたことや、ファストブレイクで前を走り、and1など、加入前の佐土原に求めていた役割、プレーが見られた一戦だった。
試合を重ねるごとにキングスのバスケにフィットしてきていると感じるし、直近5試合では平均8.8得点と、佐土原らしいスタッツにも近づいてきたので、今後の活躍にも期待したい。

 

松脇圭志

1Qから3Pシュートを3本沈め、この試合のスタートダッシュに貢献。試合を通して5本の3Pシュートを100%の確率で決め切り、15得点。
クレモンズや池田とマッチアップし、不運な笛もあったが、松脇の攻守での貢献は素晴らしいものだった。
次節は、松脇がプロデビューを果たした古巣の富山戦だが、この試合のシュートタッチが持続し、再びチームの勝利に貢献してくれることを願う。

 

[MVP]平良彰吾

この試合のMVPには3Pを5/5で沈めた松脇を推す声も多いだろうが、平良彰吾を選びたい。平良は10分の出場で3得点、4リバウンドとスタッツ的には控えめな印象を受けるが、4Qでオフェンスが停滞し、2ポゼッション差に迫られたタイミングで、ルーズボールへの飛び込みや、激しいプレッシャーでTOV誘発など、エナジー溢れるプレーで流れを呼び寄せた。
また、勝利を決定的なものにした松脇の5本目の3Pシュートや、その後のローの3Pシュートも平良がオフボールで、スクリーンをかけていたことで、オープンになっていたシュートだ。
スタッツ上にはアシストは記録されないが、少なくとも2アシスト、6点ぶんの価値があるプレーだった。
体調不良から小針が復帰し、崎濱も良いパフォーマンスが出始めたことから、PGポジションの争いも激化すると思われるが、今後も平良彰吾のエナジー溢れるプレーに期待したい。

 

まとめ~次戦に向けて~

三河、越谷とアウェイ3連戦を終えて、ホームに戻り富山戦。
富山は今季B1復帰を果たしたチームで、ここまでは4勝8敗と負け越しているチームではあるが、現状のキングスにとって油断できる相手はいない。
富山は越谷同様、トレイ・ケル(SG)や昨季のB1得点王、ブロック・モータムなど、外国籍選手の得点力に警戒が必要なチーム。(宇都直輝も輝きを取り戻している。)
ランダルは昨季のB2POの富山戦で49得点を挙げたこともあるらしいが、一人で戦うのではなく、チームで戦って勝利したいところだ。

 

 

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