【つぶやき】デイミアン・ドットソンがキングスへ。救世主となれるか!?ドットソンに期待することは?

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約3週間のバイウィークも今日(12/5)で終了し、いよいよリーグ戦が再開される。各クラブがリーグ戦再開に向けて、補強を行う中、キングスはリーグ戦再開の前日(12/5)にデイミアン・ドットソンの獲得を発表した。

今季のキングスは、開幕ダッシュにつまずき、10月を5勝5敗。さらにケヴェ・アルマの電撃退団も重なった。アンドリュー・ランダルを緊急補強した11月は7勝1敗と持ち直すことに成功したが、ランダルとの契約は”短期”であることが明かされており、その後釜が誰になるのかはキングスファン内のホットトピックであった。

今回は、これまでのハイライト映像やフルゲームを踏まえて感じたドットソンのプレースタイルや獲得した狙い、今後必要となることについて整理してみたい。


ケヴェ・アルマの電撃退団

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アンドリュー・ランダルの緊急補強

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ケヴェ・アルマの退団により、外国籍選手枠が1枠空いていた琉球ゴールデンキングスだったが、アンドリュー・ランダルとの短期契約を発表した。ランダルは過去にキングスに在籍した経験も持つ35歳のベテランだ。ランダルに期待する役割を整理しつつ、短期契約満了後に加入する選手についても考える。

 

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プロフィール

デイミアン・ドットソン(Damyean Dotson)

身長:196cm
体重:95kg
ポジション:SG
出身校:ヒューストン大学

NBAドラフト2017・2巡目44位でニューヨーク・ニックスに指名され、3シーズンで165試合に出場。ニックスでの2シーズン目には、1試合平均27分の出場で、10.7得点、3.6リバウンドを記録した。2020-21シーズンはクリーブランド・キャバリアーズに移籍し、46試合に出場したが、シーズン終了後にウェイブ。2021-22シーズンは10日間契約で再びニックスに戻るも、2試合の出場にとどまり、NBAの舞台から去った。2021-22シーズン終了後は、トルコリーグや中国リーグでプレーし、2024-25シーズンは、23試合、1試合平均24分の出場で10.0得点、2.7リバウンド、3FG%45.9%を残している。

スタッツ引用元

Damyean Dotson | Guard | NBA.com
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ドットソンの特徴

(※あくまでハイライトとフルゲームを観て「私が」感じたものであり、他者評価や実際のプレーとは異なる可能性あり)

シュート

キャリアの中で3FG%の期待値(33.3%=1)を下回ったのは4回(/11)のみで、それ以外は常に36%以上をキープしている。3Pシュートはキャッチ&シュート、ドリブルプルアップともに安定しており、シューターとしての役割をこなすには十分。また、ロング2も比較的多く、ズレさえ生まれれば、プルアップジャンパーでも迷わず打ってくる。

 

プレーメイク

196cmと外国籍選手としては小柄で、ハンドラーとしての起用も期待されるが、印象としてはメインハンドラーではなく、セカンド~サードハンドラーを担うことが多かった。
ボールプッシュをする場面もあったが、基本的にはハーフコートでボールを受け、ハンドオフやオフボールスクリーンの中で仕掛ける場面が目立つ。1on1でもドライブ・プルアップ・キックアウトと引き出しは豊富。

NBAファンによると、ドットソンはキャバリアーズ時代にPGに挑戦させられたこともあるとか(上手くはいかなかったらしい…)

 

ディフェンス

ディフェンスの映像は限られているため、判断が難しいが、観戦したフルゲームでは、相手のメインハンドラーにマッチアップする場面も確認できる。
一方で、オフボールでのディフェンスは強力な印象は無く、ヘルプディフェンスも控えめ。ローテーションの中でシュートコンテストが甘くなるシーンも見られた。
196cmと小柄ではあるが、ウイングスパンが205cmと長く、リバウンドではボックスアウトや飛び込むことも積極的でハッスルするタイプの選手。



 

キングスの狙い

ストレッチビッグとして、カーク、クーリーの穴を埋めつつ、3BIGでもベストフィットだったアルマが退団し、後釜も同タイプの選手かと思われていたが、キングスが獲得したのはスモールサイズでウイングプレーヤーのドットソンだった。その狙いを考えてみる。

1.3FG%の向上

今季のキングスは3FG%が伸び悩み、18試合終了時点で33.1%。この数字は3Pシュートの期待値1を割り込む数字であり、リーグの中でも16番目の数字になっている。
11月は松脇圭志の大爆発で勝った試合もあったが、昨季までの松脇は、”シュートタッチの波が激しい”タイプであり、バイウィーク明けは、対戦チームによる厳しいマークも予想される。
キャリアを通じて、3FG%が安定して高水準のドットソンの加入は、3Pシューターの枚数を増やし、チームとして3FG%を上げるための補強と考えることができる。

 

2.ローの負担軽減

今季のキングスはローの負担が大きく、この負担をどう減らすかが、さらなる上位進出のカギになっている。ドットソンは、宇都宮のディージェイ・ニュービルや名古屋Dのアーロン・ヘンリーのようなメインハンドラータイプの選手ではないが、セカンドハンドラーとしては十分に起点になれるタイプの選手であり、環境が違うBリーグではメインハンドラーに近いプレーもできる可能性がある。
ローがベンチの時間帯は、セカンドユニットの得点源として底上げしつつ、ローと同時起用されたときは、精度の高いシューター&セカンドハンドラーとして機能できればローの負担は大幅に軽減される。

 

3.ガード・ウイング外国籍対策

近年、Bリーグには1~3番をメインポジションとする外国籍選手も増えており、現時点で西地区首位を走る名古屋Dや長崎にも、1~3番の選手が在籍している。(アーロン・ヘンリー、スタンリー・ジョンソン、ジャレル・ブラントリー等)
これらの選手に対しては、松脇や佐土原、ローなどがマッチアップすることが想定されるが、長崎のようにウイングの外国籍/アジア枠を2~3枚並べてくるチームに対しては、枚数が不足する場面が出てくる。
加えて、カークやクーリーはアウトサイドに引き出されると足を狙われ穴になってしまう。
そこで、1~3番の外国籍へ対応できる枚数を増やしつつ、(カーク、クーリーに比べて)ストレッチビッグの外、ビッグウイングに対応することが可能と思われるドットソンを獲得したのではないだろうか。

 

今後必要なこと

ドットソンが早期にチームに馴染むためには…

佐土原の4番起用

ドットソンはサイズ的にガードやウイングの選手とのマッチアップが中心になり、インサイドを主戦場とする相手とマッチアップするには限界もあるため、佐土原の存在がより重要になってくる。
佐土原は、外国籍選手にも当たり負けないフィジカルを持っており、ドットソンと佐土原が同時出場する際は、ドットソンがウイングプレーヤーに、佐土原がインサイドプレーヤーにマッチアップする場面が増えるはずだ。
ドットソンのパフォーマンスを最大化するためにも、佐土原がインサイドプレーヤー相手でもファウルトラブルを抑えつつ、安定した守備を続けられるかがカギになる。

佐土原が4番ポジションとしても安定した活躍を残すことができれば、佐土原自身の評価も高まり、再び日本代表への道も開けてくるだろう。

 

カークーリーの連携強化

キングスの戦術の1つ、3BIGは、開幕前に想定していたロー、アルマ、カークの3人が最もバランスが取れていたが、アルマの退団によって変更を強いられている。
ドットソン加入後の3BIG起用は、基本的にドットソン、ロー、カークの3人が軸になってくると思われるが、カークとクーリー同時起用での連携強化ができれば、3BIGのオプションも格段に増える。(ローorドットソン、カーク、クーリー)
現状は、ピックへの対応やフロアバランスに課題があるが、ピックへショウ・ドロップの判断明確化、カークのミドルシュート解禁など、カークとクーリーの同時起用も1つのオプションとして組み込めるように連携を強化したい。

 

おわりに

シーズン途中での新加入は、チーム側としても、加入する選手側としても難しいことだろう。
キングスが西地区優勝を手にするためにも、ドットソンが早くチームに馴染むためにも、互いをリスペクトし、信頼し合うことが必要不可欠。
上位とのゲーム差を考えると1試合も落とせる試合はない。
勝ちながら連携を高めていくことを期待したい。

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