【つぶやき】緊急補強!ランダルが12年ぶりキングスに復帰!今後、想定されることとは!?

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アルマ退団による”穴”

琉球ゴールデンキングスが10/27、ケヴェ・アルマの退団を発表し、キングスファンの間に大きな衝撃が走った。
高精度の3Pシュートとアスレチックなプレーでチームを支えてきたアルマは、チームに戦術の幅ももたらす存在でもあり、退団発表直後から「アルマの穴を誰が埋めるのか」はホットトピックとなっていた。

【つぶやき】衝撃のケヴェ・アルマ退団。琉球ゴールデンキングスの今後の展開・選択肢を考える。
琉球ゴールデンキングスに衝撃走る。ケヴェ・アルマがシーズン序盤にして退団決定。今後、キングスが行う補強や時期、補強する選手に求められる役割について、思ったことを書き綴りました。 アルマとキングスはこれからは別々の道を進むが、過ごした1年ちょっとの時間と思い出は消えるものではない。アルマの今後に幸多からんことを。

アルマ退団後のキングスの展開について、私は上記の記事内で、11月のバイウィークまでは現行メンバーで戦い抜く可能性が高いと予想していた。
ところが、10月29日の三河戦でその考えが甘かったと痛感した。外国籍選手が1人少ない状況で臨んだ試合では、選手起用のオプションが限られ、ローの負担が増加。その結果、終盤には不調のローに頼らざるを得ない展開となり、リードを守り切れず逆転負けを喫してしまった。
現行メンバーがステップアップしてアルマの穴を埋めることも期待していたが、三河戦の逆転負けを受け、主力の負担を軽減できる外国籍選手の獲得が最優先事項だと感じたのである。

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名前が挙がった補強候補

10/27にアルマが退団して以降、他クラブの外国籍選手の契約動向が気になっていた人も少なくないだろう。
実際、アルマ退団後には、B2リーグの奈良や台湾P.LEAGUE+の富邦などで外国籍選手の契約解除があり、キングスに加入するのではないかと期待が高まった。

ジョーダン・ダラス(奈良)

10/28、B2のバンビシャス奈良との契約解除が発表されたジョーダン・ダラスは、206cmのPF/Cで、1試合平均6.0得点、6.0リバウンドを記録していた選手だ。アテンプトは少なかったものの3Pシュートも打てるため、インサイド陣の負担軽減やオプションの拡充という意味では現実的な選択肢だった。
B2でのスタッツを見る限り、アルマの穴を完全に埋めることは難しいと思われるが、アルマに代わる外国籍選手が決まるまでの繋ぎとして、短期契約での獲得もあり得ると考えていた。
しかし、10月31日には、三遠ネオフェニックスのメイテンがIL入りしたことが発表され、ダラスは三遠と短期契約。キングス加入は実現しなかった。

オルフェミ・オルジョビ(富邦)

オルジョビは昨季途中からFE名古屋に加入し、今季は台湾P.LEAGUE+の台北富邦ブレーブスと契約していたが、28日夜に日本からのオファーを受け、契約を解除していた。
オルジョビは206cmのPFで、アルマとはプレースタイルが異なるが、FE名古屋時代には攻守で献身的なプレーが光り、3Pシュートも打てるオールラウンド型の選手だ。
キングス加入の予想と同時に、コティ・クラークがIL入りした島根への加入を予想する声もあったが、クラークの怪我が全治4週間でバイウィーク明けには復帰可能であったことから、富邦との契約を解除してまで短期契約を選ぶ可能性は低いと考え、私はキングス加入の可能性が高いと見ていた。
しかし、10月31日にオルジョビが島根との契約を発表したことで、キングス加入は実現しなかった。富邦との契約を解除して短期契約となりそうな島根を選んだ判断は、日本でのプレー意欲の高さを感じさせるものだった。

キングスの選択

オルジョビと島根の契約が10/31の14:00に発表されたことで、キングスは誰を獲得するのか、当初の予想通りにバイウィークまでは、現行メンバーで戦うのか、どちらの選択肢を取るのか注目していたが、15:00にアンドリュー・ランダルとの”短期”契約を発表した。

”スクーティー”・ランダルとキングスの関係

今回、短期契約での加入が発表されたアンドリュー・ランダルは、過去にキングスに在籍した経験を持つ選手だ。(過去在籍時の登録名はスクーティー・ランダル)プロデビューとなった2013-14にキングスでプレーし、開幕10戦目まで平均16.3得点を見せていたが、キングスが別の外国籍選手の獲得に動いたことで、岩手ビッグブルズへ金銭トレードされ、チームを去っている。
加入先の岩手では、当時、桶谷大HCが指揮を執っており、小野寺祥太ともチームメイトとしてプレー。加入2シーズン目には当時のbjリーグ連勝記録15を更新する19連勝にチームを導いた。
その後は、島根や茨城、FE名古屋など日本各地でキャリアを積み、昨季はB2のライジングゼファー福岡でプレー。福岡では、現キングスU18HCの浜口炎HCの下、B2POに出場している。
そして、今回、12年ぶりのキングス復帰。
球団コメントによれば、短期契約という事情を理解した上でオファーに即答したという。
桶谷HC、マクヘンリーAC、岸本隆一、小野寺祥太、浜口炎U18HCなど、ランダルを知る選手・スタッフが多く、短期間でもチームにスムーズに溶け込むことができるだろう。

アンドリュー・ランダルにキングスが求める役割

キングスがランダルに求める役割は明確だ。
2013-14シーズンのキングス加入時には、ディフェンス力や泥臭いプレーが持ち味と評価されていたランダルだが、日本でキャリアを重ねる中で得点力が開花。B2ではキャリアハイ40得点を記録し、昨季のB2POでは1試合平均27得点を挙げる得点能力がある。
198cmのSFで、206cmあったアルマのようなプレーはできないが、ドライブや1on1からの仕掛けなど、セカンドユニットのオフェンス起点としての役割を期待したい。
また、アルマ退団により、負担が増加しているローのプレータイムを抑える点でも、ランダルにはローに似た役割を担うことを期待している。

#7 アンドリュー・ランダル選手 短期契約のお知らせ
#7 アンドリュー・ランダル選手との2025-26シーズンの短期契約をお知らせします。 再びキングスの一員として活動するランダ

今後の想定

今回のランダルとの契約はあくまで“短期”契約である。
Bリーグは11/17~12/5がバイウィークとなっているため、短期契約の期限は11/16の京都戦までとなる可能性が高い。契約満了後には、アルマに代わる新外国籍選手の獲得が想定される(短期契約の延長の可能性もあるが低い)。果たしてどのような選手が加入するのだろうか。

個人的には、三河戦で佐土原がガードナーにマッチアップできた事実も踏まえ、アルマのようなインサイドもこなせる4番にこだわる必要はないと考えている。(もちろん守備力があることに越したことはないが)

理想の選手像を挙げるとすれば、千葉ジェッツのディージェイ・ホグのようなビッグウイングだ。(退団時の求める人物像からは若干変化)
ローとの同時起用では機動力を活かし、カークorクーリーとの同時起用ではフロアバランスを保つことができる。
また、カーク/クーリー、カーク/ローどちらのコンビと組み合わせた3BIG起用でも、ホグのようなオールラウンドプレーヤーならばバランスが取れるはずだ。

短期でチームを支えてくれるランダルの活躍に期待しつつ、
キングスに新たに加わる選手がどのような選手なのか、期待しながら待ちたい。

今の状況はまさに

ワクワクキングス、ドキドキキングス(ちょっと古いかー

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