富山グラウジーズとのGame1を最終盤で失速し敗戦した琉球ゴールデンキングス。
前日の課題を修正し、2025年ラストのアウェイゲームを勝利して沖縄に帰りたいが…
富山戦Game1の観戦メモ

試合前メモ

試合結果
| 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | F | |
| 琉球 | 25 | 24 | 17 | 15 | 81 |
| 富山 | 23 | 17 | 21 | 17 | 78 |
| 3FG% | FBP | PITP | SCP | BP | |
| 琉球 | 17.1% | 8 | 36 | 28 | 25 |
| 富山 | 33.3% | 6 | 40 | 8 | 11 |
データ引用元
りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 B1リーグ戦 2025/12/21 富山 VS 琉球 | B.LEAGUE(Bリーグ)公式サイトB.LEAGUEの「試合情報詳細」をご紹介。男子プロバスケットボールリーグ、B.LEAGUE(Bリーグ)。
FBP:ファストブレイクポイント(速攻による得点)
PITP:ペイントエリア内での得点
SCP:セカンドチャンスによる得点(オフェンスリバウンド後の得点)
BP:ベンチから出場した選手による得点
観戦メモ
キングス
- 3FG%17.1%
シュートタッチは水物とよく言うが、この試合でのキングスは下振れも下振れ、3FG%が今季下から2番目の17.1%と低調だった。しかし、シュートタッチが低調ながらも多くの選手がシュートから逃げずに打ち続けたことは評価でき、3Pシュート自体もチームとしてディフェンスを崩した中でのアテンプトが多かった印象だ。
ディフェンスが崩れる=リバウンドポジションも崩れる=オフェンスリバウンドなので、シュートタッチの好不調に関わらず続けていきたい形。 - リバウンドはプライド
Game1で富山にリバウンド数を11本も上回られたのは、インサイド、特にリバウンドに重きを置いているキングスにとっては受け入れられるものではなかったが、Game2ではしっかり修正し、リバウンド総数54対29で富山を圧倒。
シュートタッチが悪い中でも勝利できたのは、リバウンドからのセカンドチャンスポイントを28点も重ねたからだろう。 - それやめて…
少し気になったことだが、際どい判定の際、HCCを申請するべきか判断する時間(VCのビデオチェック)を稼ぐために、コート上の選手が靴紐を解いて結び直す行為をしていて非常に残念だった。
遅延行為であり、ディレイオブゲームの警告、テクニカルファウルの対象になってもおかしくない。(実際、漆間CCも桶谷HCに指摘していたように見えた)
10月の群馬戦で群馬が同じことをしていて、観ているファンとしては心地の良いものではなかったし、試合のテンポが崩れて面白くない。キングスの選手は正々堂々とプレーしてほしいな…
(HCCの運用としてリーグ側が判定から〇秒以内に申請というルールを作っても良いかもね…)
富山
- ケルの欠場
Game1で試合復帰したトレイ・ケルだったが、Game2ではベンチエントリーから外れることが試合前に発表された。
Game1のパフォーマンスを見ても本調子とは言えない内容だったので、大事をとっての欠場なのかもしれない。 - 笛と戦ってしまった前半
この試合、富山は前半14個のファウルをコールされたのに対して、キングスは8個と少なく、富山ベンチとしては判定にフラストレーションを溜めてしまっていた。
実際、前半終了後のハーフタイムでは富山のダビー・ゴメスHCがテクニカルファウルを吹かれており、チームとしてキングスではなく、レフリーに向かってしまった前半だったのではないだろうか。
後半はキングスのファウルコールも増え、結果的にファウル数は22対21。テクニカルファウルの1点が無ければ、2点差。ラストプレーも違った選択肢があったかも… - 今後が怖いチーム
2日通じてキングスが苦戦したこともあるが、富山は今後より怖いチームに変貌する可能性があるチームだと感じた。チームのトップスコアラーであるトレイ・ケルを欠いても、他の選手がステップアップして、その穴を感じさせず、最後まで勝敗の行方がわからない試合ができる。Game1で”Xファクター”として勝利を引き寄せた田中晴瑛のような選手が日替わりで出てこれば、対戦相手としても難しい試合を強いられるだろう。
今後、富山のチーム力が更に高まり、西の上位を次々に倒してくれることを期待している。(名古屋Dとは3試合残っているので全部勝って!お願い)
Game Best 5 & MVP
この試合のMVPとBest 5を主観に基づく、独断と偏見で勝手に選出。スタッツ上の数字だけでなく、ルーズボールやディフェンス、流れを呼び寄せるプレーなどスタッツに残らないプレーも評価。
ヤニス・モラン
モランってこんなに得点取るのか…と思った2日間だった。
トップスコアラーのケルを欠いたGame2でもチームトップの23得点を挙げ、チームの得点源に。3Pシュートを5本中3本も決めてきたのは、インサイド陣のフットワークが弱点のキングスにとっては想定外で、対応を迷わせていたと思う。
昨季の1試合平均が10.9得点だった選手が、直近5試合では19.4得点。今後も富山の得点源として期待できそうだ。
崎濱秀斗
11:53の出場で2得点、2アシスト、2スティールとスタッツ上はBest5級の活躍とは言えないが、Game1でDNPだった崎濱がGame2で見せたインパクトはBest5に値すると思う。
激しいディフェンスで富山のオフェンスに自由を与えず、宇都直輝からスティールしてレイアップを決めたシーンは、富山に駆け付けたキングスファンが一番盛り上がっていたプレーだった。
ディフェンスは一級品。オフェンスでは、まだプレーに遠慮が感じられ、シュートよりパスを選択することが目立つのは課題だが、自信をもってプレーすれば、必ず結果を残せる選手だと思うので頑張ってほしい。
デイミアン・ドットソン
松脇と迷ったが、期待も込めてドットソンを選出。
Game2では10得点(3FG2/7)、1リバウンド、1アシスト、1スティールと控えめなスタッツではあったが、ローがいない2連戦を通じて、自分に求められているものは何か、少しわかったのではないだろうか。(決してロールプレーヤーで終わって良い選手ではない。)
ドットソンが更にチームに馴染むこと、チームバスケの中で長所を如何に出せるかが、今後のキングスの命運を左右するだろう。
アレックス・カーク
ロー欠場、ウィタカDNPの中、カークはシーズン最長の29:34のプレータイムで15得点、10リバウンド、4ブロックとインサイドで大活躍。
カークはシーズン序盤、プレーの強度が低く、コンディション面に不安があるのか気になっていたが、バイウィーク明け、そしてこの2日間のパフォーマンスを見るに、その心配は無用だったようだ。
ローの状態がわからず、次戦以降もどうなるか不透明な状況だが、この良いコンディションを維持してもらいたい。
[MVP]ジャック・クーリー
リバウンドキングの帰還。
Game1で富山に取られたインサイドの主導権を取り戻し、シーズンハイの25得点、20リバウンドの20-20を達成。
ファウルドローンも11個で、富山のファウルトラブルを誘発し、フリースローは11/13できっちり決め切る。クーリー活躍無くしてこの試合の勝利はあり得なかった。
次戦に向けて
富山との2連戦を1勝1敗と星を分けたことで、西地区首位の長崎ヴェルカとのゲーム差は6に広がった。
長いシーズン、1発逆転のようなことは起きないので、一戦一戦を大切に、目の前の試合だけに集中して、勝ち星を積み重ねていくしかない。
次戦の相手は川崎ブレイブサンダース。今季も苦しんでいるチームだが、島根スサノオマジックに勝利するなど侮れない相手。
沖縄出身の津山尚大には仕事をさせないことが重要。
勝って勝利という名のクリスマスプレゼントをキングスファンに届けてくれ!


