【観戦メモ】vs 大阪エヴェッサ[第10節]:脇が復帰!今季初のオーバータイムは白星で飾る。

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バイウィーク前ラストのアウェイゲーム

三遠ネオフェニックスとの2連戦を1勝1敗と星を分けた琉球ゴールデンキングスは、引き続き敵地で大阪エヴェッサと対戦。
大阪には牧隼利(故障離脱中)、植松義也、藤田HC、田中AC/DCなど、キングスに在籍していた選手・スタッフも多くいる。
バイウィーク前ラストのアウェイゲーム、勝利してホームに戻りたいが…

三遠戦Game2の観戦メモ

【観戦メモ】vs 三遠ネオフェニックス[第9節Game2]:追いつけそうで、追いつけない。負けパターンにハマり敗戦。
三遠ネオフェニックスとのGame1を23点差で勝利した琉球ゴールデンキングス。今後のリーグ戦を優位に進めるためにもアウェイで2連勝したいところだが…三遠ネオフェニックス戦を観戦して感じたことや印象に残った場面を中心に、振り返り用の観戦メモとしてまとめました。

 

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試合前メモ

試合前に考えていたこと(前回試合からの修正点、対戦チームの特徴、勝利するためのポイント等)や選手への期待する要素を整理。専門的な内容ではなく、あくまで主観に基づくメモです。

キングス

  • 荒川区の復調
    荒川颯+アレックス・カーク=荒川区は、キングスのセカンドユニットを支える重要なピースだが、直近3試合はパフォーマンスが安定していない。荒川は、ゾーンディフェンスを多用してくる相手(富山、三遠)に対して、迷ってしまい、荒川らしい思い切りの良さが出せておらず、カークはコンディションが整っていないのか、攻守両面でプレーの強度が足りていない。
    苦しいチーム状況の中で、セカンドユニットの安定は欠かせない。荒川区には、この大阪戦を調子を取り戻す良い機会にしてほしい。
  • シュートは水物
    前節、三遠Game2後の岸本が「昨日うまくいったことが今日もうまくいく感覚で臨んでしまったのが反省点です。」*とコメントしたように、前日は上手くいったプレーや、気持ちの良いくらい決まっていたシュートも、次の日には、上手くいかなかったり、全然入らなくなることがある。
    「シュートは水物」と常々言っているが、シュートが入っても、入らなくても勝ち切るチームが強いチーム。シュートが入っても、入らなくても、やるべきことは、しっかりやる必要がある。(ディフェンス、リバウンド、ルーズボール)
  • マット・ボンズには要警戒
    今季のマット・ボンズは、現時点で得点ランキング1位、ファストブレイクポイント1位、セカンドチャンスポイント1位と、得点面で素晴らしい成績を残している。
    キングスは、前節の三遠戦で、ヌワバへのキャッチアップが遅れ、ボールプッシュからそのまま得点を許すなど、ファストブレイクポイントでも得点を重ねられた。ボンズのファストブレイクを防ぐためには、攻守の切り替えを素早くし、ボンズのボールプッシュを少しでも遅らせることが必要だろう。
    また、セカンドチャンスポイントについても、ディフェンスリバウンドをしっかり確保すること、仮にオフェンスリバウンドを許してもマッチアップエラーを少なくして対応することが必要だろう。

 

*【コメント】三遠戦試合後コメント[11/9(日)]

試合速報 | 琉球ゴールデンキングス
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大阪

  • 植松義也
    昨季までの3シーズン、キングスに所属していた植松と移籍後初の顔合わせ。植松は、大阪でもあまり多くのプレータイムをもらえていないが、ゲルンの離脱もあり、前節の佐賀とのGame2では14分出場、勝負所の4Qでも起用されていた。スタッツには残らない泥臭いプレーが持ち味の植松。キングスとの古巣対決では、こっそり植松の活躍にも期待したい。(ローとのマッチアップもある!?)
  • 得点源は外国籍とアジア枠
    今季の大阪は、日本人選手の得点が少なく、チームの総得点に占める外国籍選手+アジア枠選手の比率が71.5%と高い数字になっている。(キングスは55.9%)
    リーグ得点ランキング1位のマット・ボンズや、ライアン・ルーサー、レイ・パークス・ジュニアの得点スキルは多彩であり、簡単に止めることは難しい。キングスとしては、外国籍選手、アジア枠を完璧に封じる努力をするよりも、大阪の日本人選手(木下や鈴木など)に得点を許さない、ディフェンスの取捨選択をするべきかもしれない。

 

試合結果

1Q 2Q 3Q 4Q/OT F
琉球 23 24 24 11/11 93
大阪 26 16 18 22/4 86
3FG% FBP PITP SCP BP
琉球 26.3% 7 48 28 32
大阪 28.9% 15 36 11 21

データ引用元

りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 B1リーグ戦 2025/11/12 大阪 VS 琉球 | B.LEAGUE(Bリーグ)公式サイト
B.LEAGUEの「試合情報詳細」をご紹介。男子プロバスケットボールリーグ、B.LEAGUE(Bリーグ)。
3FG%:この試合におけるチームの3Pシュート成功率
FBP:ファストブレイクポイント(速攻による得点)
PITP:ペイントエリア内での得点
SCP:セカンドチャンスによる得点(オフェンスリバウンド後の得点)
BP:ベンチから出場した選手による得点

 

観戦メモ

試合を観戦して考えたこと、印象的なシーン、次戦に向けた修正点などを整理。専門的な分析ではなく、あくまで主観に基づくメモです。

キングス

  • 3BIGの時間ゼロ
    私の記憶が正しければ、この試合でキングスが3BIGを使った時間帯はなかった(あっても短かった)と思う。その理由を想像するに、ここ数試合カークが3BIGで優位を作れていないことや、足のある大阪に対してスピードのミスマッチをなるべく作りたくなかったことがあると思う。
  • ゲームクロージング失敗
    3Q終了時点では11点リードしていたキングスだったが、4Qは11得点に抑えられ、大阪にリズムに乗られたことで、22失点。延長戦へ突入することになった。11得点と抑えられたのは、シュートが決まらなかった(FG%27.8%)以上に、アシスト0本が示すように、オフェンスが「個」で終わってしまったことが原因だろう。
    また、ディフェンスでも木下に対してマッチアップが合っていない松脇を起用し続けていた。大阪は木下を中心にオフェンスリズムをつくっていたので、ディフェンス職人の小野寺を起用するなど、相手との相性を見極めた采配をするべきだったと思う。

 

大阪

  • ボンズさんやばい
    平均得点リーグ1位、SCP1位、FBP1位のマット・ボンズ。ある程度やられることは想定していたが、ディフェンスのマッチアップ関係なく、悠々と点を挙げるプレーには恐怖を感じた。この試合では25得点、8リバウンド、3アシスト、2ブロックとオールラウンドの活躍だった。
  • ゲルンをIL登録したけど、代役は獲らない?
    大阪はセンターのヴォーディミル・ゲルンを右アキレス腱炎で11/5にIL登録しているが、未だに代役の外国籍選手の契約には至っていない。この試合でもゲルンが不在が響いてクーリーやカークにインサイドで主導権を握られた。ゲルンの全治は1ヵ月と公表されているが、次節が終わればB1はバイウィークに入るので、順調に回復すれば、バイウィーク明けの試合には間に合うはずだ。
    バイウィークに入るまであと2試合だが、大阪がゲルンの代役を2試合だけのために獲得するのか、しないのか。注目しておきたい。
  • 植松返して!
    植松は試合前日に「覚悟と感謝をもって全力で挑みます!」と宣言していた通りの植松らしさ溢れるハードワークを見せてくれた。腰を低く落としてプレッシャーをかける姿や、ルーズボール、リバウンドに果敢に飛び込む姿は、敵ながら応援したくなるプレーだった。
    また、オフェンスでも大阪移籍後もっとも多い6得点。ランダル相手にレイアップし、外れたリバウンドをもぎ取って、ねじ込んだシーンは、植松本来のポテンシャルが発揮された瞬間だった。
    大阪は3番ポジションの選手が少なく、現在は外国籍選手も離脱中だが、植松の活躍でチームを支えてほしい。

 

Game Best 5 & MVP

この試合のMVPとBest 5を主観に基づく、独断と偏見で勝手に選出。スタッツ上の数字だけでなく、ルーズボールやディフェンス、流れを呼び寄せるプレーなどスタッツに残らないプレーも評価。

木下誠

スタッツだけで考えれば25得点を挙げたマット・ボンズや20得点を挙げたレイ・パークス・ジュニアを選びたいが、木下が大阪の追い上げムードを作ったことを評価したい。木下には名古屋D時代から、渋い玄人好みのプレーでキングスを苦しめていたイメージがあるが、この試合でも、11点差開いて、気が緩んだキングスの隙を見逃さない連続3Pシュートやゲームコントロールをしていた。

 

小野寺祥太

要所で3Pシュートを2本沈めていたが、ディフェンス面を評価したい。
大阪のポイントガードには、バックコートから激しいプレッシャーをかけ、エントリーに時間をかけさせて、ハーフコートでは、ピックに対してスイッチした後も、身体を張って自由なスペースを与えなかった。正直、ゲームクロージングで小野寺を起用しなかったのは悪手で、小野寺であれば、木下に対してストレスを与えて、追い上げムードを早期に摘めていたはず。

 

ジャック・クーリー

インサイドの外国籍選手が不在の大阪に対して、ハーフコートバスケでは「クーリー敵なし」と言った支配力だった。(オフェンスリバウンド7本含む11リバウンド、16得点)ディフェンスでも、スピードでは、ボンズやルーサーに劣るが、諦めずについて行ってのブロックショットも素晴らしかった。(3ブロック)

 

岸本隆一

前半最後のブザービーターには思わず笑ってしまった。(難しいシュートの方がよく入る笑)
試合を通じて、オフェンスをコントロールしつつ、自らも21得点を挙げる大活躍。
オーバータイムには、自身Bリーグ通算1000本目の3Pシュートを沈めた。
どのチームも岸本に対しては厳しく来るので、怪我しないかヒヤヒヤですが、これからも怪我には気を付けて、キングスで末永くプレーしてほしい!!!

 

[MVP]佐土原遼

オーバータイム5分間だけで、6得点、3リバウンド、1アシストと勝利を手繰り寄せるMVPに値する活躍。
岸本が落としたシュートのリバウンドを拾っての2点や、岸本の1000本目の3Pシュートを御膳立てするアシスト。岸本とは良い関係性を築けていそうな感じで、試合を重ねるごとに2人の連携が深まってると見ているこっち側も伝わってくる。

 

次戦に向けて

顔なじみが多い大阪との試合を勝利で終えたキングスだが、次戦の京都ハンナリーズにも、キングスに縁深い選手・スタッフがいる。

伊佐勉ヘッドコーチ 元キングスHC(07-08~16-17在籍)
古川孝敏 元キングス選手(17-18~18-19在籍)
渡辺竜之佑 元キングス選手(16-17~17-18在籍)
アイラ・ブラウン 元キングス選手(17-18~18-19在籍)

京都は現在5勝11敗と負けが込んではいるが、徐々に力をつけているチームで油断はできない。キングスとしては2連勝して、バイウィークに入りたいので、一プレー、一ポゼッションを大切に、挑戦者の気持ちで挑んでほしい。

 

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