【観戦メモ】vs 横浜ビー・コルセアーズ(Game2)

25-26
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Bリーグラストイヤー開幕のGame1で敗れたキングス。Game2では修正力を発揮して、今季初白星を掴めるか…それとも2017年4月以来のホーム同一カード連敗となってしまうのか…

 

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試合前メモ

試合前に考えていたこと、注目していたこと、チーム・選手に期待していたことをまとめました。

  • ベンチ登録メンバーの変更はあるのか
    Game1では、平良彰吾とウィタカケンタの2人がベンチ登録の12枠から外れていたが、平良彰吾のディフェンス力は安藤誓哉対策には有効。特に、Game1では小野寺が下がっている時間帯に、脇がマッチアップしていたが、最終盤で足がついていかず、and1を献上するなど安藤のやりたいようにやられていたので、安藤対策の枚数を増やす選択肢もあるはずだ。
    ただ、平良彰吾をベンチ登録するとなると1人をベンチ外にしなければならないため、桶谷HCも悩ましいだろう。
  • STB
    桶谷HCが今季、流行らせたいと言っていたSTB(Super Three Big=カークーリーアルマ)はGame1では、1秒も経たずに終了。横浜BCのラインナップ的にもSTBは相性が良いとは思えないが、Game2では出番があるのか否か。
  • Game1からBounce Backできるか
    キングスは昨季、Game2の勝率が高く、Game1で出た課題もGame2では修正できる修正力の高さがあった。今季もPSのオーストラリア遠征で、その修正力は発揮されたが、レギュラーシーズンではどうか。
    2017年4月を最後にしていないホーム同一カード連敗を阻止できるのか。

 

試合結果

琉球 Q 横浜BC
15 1Q 24
19 2Q 21
18 3Q 9
23 4Q 25
75 FINAL 79

 

観戦ひと口メモ

試合を観ながら感じたこと、印象に残ったこと、起きた事象について、”ひと口メモ”としてまとめました。

 

横浜ビー・コルセアーズ

  • 落ちないシュート
    横浜BCのバスケは、安藤、イングリス、クラークの3人が中心であることは間違いないが、それ以外のメンバーが決してボールウォッチャーにならず、常に動き続けており、ボールもよく回る。そのため、ディフェンスはエラーも起き、ワイドオープンショットも作れる。
    前半は、高確率(2p60%、3p45.5%)でシュートを決め続け、11点リードして折り返した。
  • 安藤誓哉嫌い(嫌いじゃない)
    安藤とはA東京、島根時代から嫌というほど苦汁を味わされてきたが、それと同時に好ゲームを何度も戦ってきた。キングスファンの一人としては、対戦相手の安藤が嫌いだが、安藤誓哉という一人のバスケットボール選手としてみれば、魅力溢れる素晴らしい選手だと思う(好き)。何より、安藤にやられても仕方ないと思えるし、やられた後も嫌な感じが残らないのが良い。
    これから対戦する西地区の強豪クラブに対しても思う存分暴れてくれ!!!
  • ビーコルブースターの後押し
    今日のレフリーの笛は横浜BCにとって、不運なものが多くあったように思うが、ビーコルブースターは(少なくとも私の隣席の方は)一時的に不満を吐露しても、すぐにチームを後押しするポジティブな声掛けをしていた。3Q、アリーナの雰囲気に吞み込まれそうになっても、最後に勝ち切れたのは、間違いなくビーコルブースターが選手を後押しした結果だと思う。

 

キングス

  • エナジー不足
    Game1からベンチ登録に変更はなかったが、平良彰吾をベンチ登録しなかったのが仇となった。(平良彰吾のコンディション事情はわからないが、健康体なら間違いなく登録すべきだった)
    前半、横浜BCに2p60%、3p45.5%で決められた原因は、ディフェンス強度が低かったことに尽きる。スイッチでのコミュニケーションエラー、リバウンドお見合い、甘いシュートコンテスト、これほどディフェンスにエナジーを感じなかった試合はない。
    平良彰吾がベンチに登録されていたなら、この状態に陥ったチームのお尻に火をつけて、エナジーを注入し、ディフェンス強度を引き上げることができたはず。
  • 岸本にいつまで頼るのか
    75点中21点でチーム最多得点の岸本。岸本以外の日本人選手の得点は12点(帰化枠のカークを除く)いつまでもあると思うな親と金と岸本隆一。
  • 勝負所でリング下ポロポロ症候群
    3Qで追いつき、4Qも2ポゼッション以内で推移していたが、離されたとき、確実に得点が欲しい場面で、リング下のシュートがリングに嫌われてしまった。通称:リング下ポロポロ症候群。
    ビハインドを背負って、追いついても追い越せない試合はこういう事態に陥ることもある。だからこそ、ビハインドを背負わないスタートが大事なのではないだろうか。

 

#2 小針幸也

ディフェンスでのスイッチミス、コミュニケーションエラーが多く、ディフェンス面の連携はまだまだ伸びしろがある。
Game1ほど脇と併用される時間はなく、3Qは小針がメインハンドラーをしている時間帯も良い流れでオフェンスが展開していた。ステップバックからの3P含め2本の3Pは良き。これからの積極的に仕掛けてほしい。
今日の試合で感じたのは、小針はボールを持ってナンボの選手で、メインハンドラー脇、セカンドハンドラー小針では、強みが出にくいということ。今後、ユニットの入れ替えも検討していくべき。

 

#4 ヴィック・ロー

得点、リバウンド、アシストでチームを引っ張り、ディフェンスでは安藤にもマッチアップした。
正直、ローのコンディションが心配になるレベルでチームがロー(と岸本)に依存している。

 

#8 佐土原遼

不完全燃焼。何がダメで出場機会が限られていたかは本人が一番わかっているはず。
EASLで吹っ切れることを期待。

 

#10 荒川颯

自分のリズムで3Pを打ち、決めたのは素晴らしい。あとはワイドオープンの際に無駄なワンドリブルを無く打って決めきることができれば、シューターとして地位を確立できそう。
カークへの矢のようなパスもお見事。

 

#12 ケヴェ・アルマ

ボールから目を切って、ターンオーバーに繋がりかけたシーンがあったのは頂けない。
チームが上手くいかないときこそ、エゴを出すのではなく、チームプレーに徹することが重要だと思う。これも経験。

 

#14 岸本隆一

怪我明けとは思えない活躍。チーム最多の21得点。
流れが悪い時間帯で、上手くファウルドローンしてなんとか流れを引き寄せようとしていたのが印象的。
500試合出場達成おめでとうございます。これからもどうか健康で!

 

#15 松脇圭志

前半は6分の出場でシュートアテンプト1本。オフボールスクリナーに徹していて、ポジションがセンターかと思った。
+/-はチームトップの+9。得点を取らなくてもチームに貢献できるのは素晴らしいと思うが、松脇には3Pを期待している、早く目覚めてくれ。

 

#18 脇真大

不完全燃焼。ボールタッチが少なく、ドライブも仕掛けられなかった。
昨季よりスカウティングも厳しくなるだろうし、2年目の壁にぶつかりそうだが、何とか打ち破ってほしい。特別なことをするのではなく、自分の長所を貫いて!

 

#34 小野寺祥太

安藤へのディフェンスは効いていたように思うが、スイッチするのか、しないのか、コミュニケーションミスから安藤に決定打を許してしまった。ディフェンスリーダーとして、ディフェンスルールの徹底を図ってほしい。

 

#45 ジャック・クーリー

イングリスとジャクソンのファウルが溜まっていた際に、クーリーのインサイドで勝負をしたが、リングに嫌われ、決めきることができなかった。
イングリスやクラークは相性が悪いタイプの選手だが、今後戦う上位陣にも同タイプの選手はいるので、足を動かして何とかついていけるようにコンディションを保ってほしい。

 

#53 アレックス・カーク

新しいフリースローモーションも良い感じ。これまでは頭付近で一度止まっていたが、新モーションでは上手く膝を使ってリズムよく打ててる。JBAの方針で、これまでの二段モーションがバイオレーションになったけど、そこまで影響はなさそう。

 

まとめ

3094日ぶりのホーム連戦連敗となってしまったわけだが、記録はいつか止まるものだし、下を向くにはまだ早い。そして、試合はすぐやってくる。
今日の負けは次の勝利に繋げれば良いし、繋げなくてはいけない。
たった2試合で積み上げてきたものが壊れるほど、キングスは脆くないぜ!!!

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